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産後抜け毛に効果的な食べ物ってあるの?

産後抜け毛の対策には、栄養バランスに気を配った食事が欠かせません。ただでさえ赤ちゃん中心の生活で忙しいお母さんなので、効果的な栄養素を知り、自分の状況に合わせて効率よく取り入れることが大切になってくると思います。

 

今回は産後抜け毛に効果的な栄養と食べ物についてご紹介していきます。

 

シスチンを多く含む食品:カシューナッツ
髪の毛の97%は18種類のアミノ酸が結合してできた「ケラチン」と呼ばれるたんぱく質でできています。ケラチンを作っているアミノ酸の中で、一番多く含まれているアミノ酸は「シスチン」です。その割合は約18%を占めます。

 

シスチンが不足すると、髪の毛は正常な働きをできなくなり、薄毛や抜け毛が起こりやすくなります。逆に、シスチンの含有量の多い髪の毛は強くて丈夫です。積極的に取り入れていきましょう。
シスチンの含有量が特に多い食品はカシューナッツです。他にも牛豚鶏肉、カツオ、鮭、納豆、クルミ、アーモンド、そばにも多く含まれています。

 

メチオニンを多く含む食品:カツオ
上記のシスチンは、体内でも産生される成分です。シスチンは「システイン」という分子が2つつながってできる成分ですが、そのシステインは体内では「メチオニン」から産生されます。

 

シスチンを食事から摂ることも大切ですが、メチオニンを合わせて摂取することでシスチンのもとシステインの体内産生を増やしていきましょう。メチオニン自体はシスチンと違い体内で合成されない成分ですので、食事で積極的に取り入れてください。

 

メチオニンを特に多く含む食品はカツオです。その他にも牛豚鶏肉、鮭、イワシ、サンマ、ホッケ、ヤリイカ、カシューナッツ、納豆、クルミなどにも多く含まれています。

 

ビタミンB2:豚レバー、牛レバー
ビタミンB2は髪の新陳代謝を活発にし、ヘアサイクルを正常にする働きを持っています。ビタミンB2が不足すると抜け毛が増えたり、ヘアサイクルの乱れにより髪の毛の成長速度が遅くなったりします。

 

ビタミンB2を特に多く含む食品は豚レバーと牛レバーです。その他にも鶏レバー、うなぎ、納豆、卵、焼き海苔、脱脂粉乳、舞茸、チーズなどにも多く含まれています。

 

ビタミンB6:ニンニク
ビタミンB6は主に頭皮に関係する栄養です。皮膚の抵抗力を強くし、炎症を防ぎます。また皮脂分泌を抑える働きもあります。ビタミンB6が不足すると皮膚の炎症やフケなど、頭皮に問題が起きやすくなります。

 

髪の毛の主成分ケラチンはビタミンB6がないと作られません。ですからケラチンと合わせて取り入れたい大切な栄養素です。

 

ビタミンB6を特に多く含む食品はニンニクです。その他にもマグロ、酒粕、レバー、唐辛子、ピスタチオ、抹茶、大豆、小麦胚芽、ビール酵母などにも多く含まれています。

 

ビタミンB群は水に溶けやすい性質があるので、煮物にするよりは焼いたりそのまま食べたほうが栄養の吸収率が高くなります。

 

亜鉛:生牡蠣
亜鉛はたんぱく質を分解して髪の毛を構成する「たんぱく質分解酵素」を持っています。亜鉛が不足して分解酵素の働きが悪くなると、髪の毛の主成分になるたんぱく質が正常に作られなくなるので、髪の毛がやせ細っていきます。

 

亜鉛は体内では銅と密接な関係を持っており、取りすぎると銅が体内で不足してしまいます。銅が不足すると頭皮の血流が悪くなり、髪の毛が縮れたり脱毛が起こりやすくなってしまいます。

 

亜鉛のサプリメントが出回っていますが、サプリメントでの摂取は過剰摂取を招く場合があるので、食事から摂取するのがおすすめです。合わせて銅も取り入れていきましょう。

 

亜鉛を多く含む食品は生牡蠣です。イワシなど青魚、パルメザンチーズ、煮干し、ココア、牛肉、タラバガニ、玄米、抹茶、小麦胚芽などにも多く含まれています。

 

また銅を多く含む食品は牛レバーや干しえび、シャコやイカ、タコ、カシューナッツやゴマ、納豆などです。

 

イソフラボン:大豆食品
イソフラボンは女性ホルモンのエストロゲンと似た働きをすることから、別名「植物性エストロゲン」と呼ばれています。産後抜け毛は女性ホルモンの分泌量低下による原因が大きいと考えられるので、女性ホルモンと似た働きを持つイソフラボンは是非積極的に摂取してください。

 

イソフラボンを多く含む食品といえば、豆腐、油揚げ、納豆、煮豆、きな粉、味噌など大豆食品が挙げられます。
大豆イソフラボンの1日の摂取目安は40?50mgですが、食材では豆腐半丁、納豆一包、煮豆一皿、大豆飲料120mlと取り入れやすいです。

産後ダイエットのための食事制限に要注意!

産後はほぼすべての女性が出産前よりも体重が増え、体型も崩れたりもしているため産後のまもない時期から食事制限を始めたり激しい運動によるカロリー消費を行おうとするママさんも少なくありません。

 

でもこのような産後ダイエットは絶対にやめた方がいいと断言できます。

 

この時期に前述してきたような栄養を摂らずにいつか治ると産後抜け毛を放置し食事制限を始めたママの中には、ダメージを回復するために必要不可欠な栄養素が足りずいつまでも産後の抜け毛が治らずに悩んでいる方も非常に多くいます。

 

産後直後は体型や体重に意識を向けるよりもまずはダメージを回復させることを徹底しましょう。ちなみに産後のママさん100人を対象に行った産後にやらなければよかったことの第3位に「食事制限によるダイエット」がランクインしています。

 

母乳で育児をしているママさんは、赤ちゃんに栄養を与えるための母乳を与えるだけで毎日約600kcalも消費することができる上に。そのため、食事制限をすることなくスルスルと体重が落ちていくママさんもいっぱいいますので今は焦らずに妊娠と出産によるダメージを回復することに徹しましょう。

 

産後1ヶ月を過ぎたあたりからはウォーキングやベビーカーで赤ちゃんと一緒にお散歩するなどの簡単な有酸素運動によってさらに体脂肪を燃焼させることもできますので、とにかくこの時期は高タンパクで低カロリーのメニューが豊富な和食を中心としたバランスのよい献立を意識して体に負担のかからない食生活を送るようにしてください。